氷点下でも火が使いたい人
「今度雪中キャンプに行く予定です。でも、氷点下だとガスバーナーの火力が弱くなるので、ガソリンバーナーも検討しています。ただガソリンは扱いが難しそう…。実際のところはどうなのかな?』
こういった疑問にお答えします。
✔この記事を書いた人
今回は【氷点下でも使える最強のガソリンバーナー】を紹介していきます。
でも、ガソリンバーナーは取り扱いが大変なんじゃないの?
そうですね。たしかに手間はかかります。
例えば、プレヒートやポンピングなど火を使う前に行う事前作業があります。
また、定期的なメンテナンスも必要です。
ですが、それでもなお
ガソリンバーナーは冬キャンプで『最強のバーナー』である。
そう断言します。
なぜなら、
圧倒的な火力の安定性があるからです。
例えば、ガスナーナーはとても手軽なバーナーですが、どんなに手軽でも火が点かなくては意味がありません。
そういう意味では冬キャンプで確実に火が点くガソリンバーナーは、何事にも代えがたい「安心感」を与えてくれるのです。
今回はこういった内容で説明します。
- ガソリンバーナーが『最強な理由』
- おすすめのガソリンバーナー6選
『ガソリンバーナー』を敬遠している方も、まずは『最強な理由』だけでもお読みください。
- 冬キャンプでガソリンバーナーが『最強な理由』
- 冬キャンプでおすすめのガソリンバーナー6選
- ①ソト(SOTO) MUKAストーブ【広口フューエルボトル700ml 1本付きお買い得スタートセット】 SOD-371/SOD-700-07
- ②ソト(SOTO) ストームブレイカー 3点セット 【ストームブレイカー本体/パワーガス/広口FUELボトル700ml】
- ③Coleman コールマン スポーツスターII デュアルフューエル 533 [並行輸入品]
- ④Coleman(コールマン) Exponent (エクスポーネント) デュアルフューエル ストーブ 自動車用無鉛ガソリン 灯油も使用可能 日本未発売 [並行輸入品]
- ⑤MSR Dragonfly Stove ドラゴンフライ ストーブ (燃料ボトル、燃料は付属しません) [並行輸入品]
- ⑥OPTIMUS(オプティマス) NOVA 11010
- まとめ
冬キャンプでガソリンバーナーが『最強な理由』
- 寒冷地でも確実に火が点く
- 長時間安定した火力が得られる
- ツーリングキャンプには神バーナー
この3つのポイントが、ガソリンバーナーが最強な理由です。
う~ん。それでも、これだけではピンときませんよね?
特に③「ツーリングキャンプには神バーナー」の意味が全く分かりません。
なので、それぞれ詳しく解説していきます。
①寒冷地でも確実に火が点く
これは、燃料であるホワイトガソリンの引火点が、『-40℃』である事に起因します。
『引火点』とは、火を近づけるとその温度以上であれば、燃える温度です。
つまり、ホワイトガソリンはそもそも引火点が非常に低いので、寒冷地でも簡単に火を点けることが出来るのです。
ちなみに、『灯油』の引火点が+40℃、『アルコール』の引火点が+11℃なので、どれ程ケタ違いに低いのか、一目瞭然だと思います。
②長時間安定した火力が得られる
これは、ガスバーナーと比べると明確に差が出ます。
例えば、ガスバーナーは長時間使用することが出来ません。
なぜなら、液状ガスが気化することによる気化熱で、ガス缶自体の温度が下がってしまい、液状ガスが気化しにくくなってしまうからです。
一方で、ガソリンバーナーはポンピングで、燃料内の空気圧を上げた後は、安定して使い続けることが出来ます。
なぜなら、ホワイトガソリンの引火点が低いので、ちょっとやそっとの気化熱では問題にならないからです。
その為、長時間使い続けることが出来るのです。
③『ツーリングキャンプ』には神バーナー
これが、一番説明が必要かと・・・。
実は、ガソリンバーナーの燃料はホワイトガソリンだけでなく、一般的なガソリン(バイクや車用)でも使用できるタイプがあるのです。
なんとなく、言いたいことが分かってきましたね(笑)
つまり、バイクツーリングでは、ガソリンバーナーに必要な燃料を『バイクと合わせて』使うことが出来るのです。
例えば、
①「やばい!ガソリンバーナーの燃料を忘れた!」「どうしよう(TOT)」
安心してください!入ってますよ!
(バイクのタンクに)
②「しまったー!!バイクがガス欠だ」「どうしよう(。>0<。)」
安心してください!入ってますよ!
(ガソリンバーナーの燃料タンクに)
・・・どうです?魅力的に思えてきませんか?
このように、できるだけ荷物を最小限にしたいバイクツーリングに、
ガソリンバーナーはピッタリなのです!
ではでは、「最強な理由」を説明したところで、今度はおすすめのガソリンバーナーを紹介します。
今回は特に、車用のガソリンなど、幅広い燃料が使える『マルチフューエル式ガソリンバーナー』を紹介しますね。
冬キャンプでおすすめのガソリンバーナー6選
それではここからは、おすすめのガソリンストーブ6つ紹介します。
①ソト(SOTO) MUKAストーブ【広口フューエルボトル700ml 1本付きお買い得スタートセット】 SOD-371/SOD-700-07
このストーブの最大の特徴は、ガソリンストーブでかかる手間を最小限におさえた、その『手軽さ』です。
その技術で数々の賞を受賞した画期的ストーブ。
また、-40℃でも使用可能な高性能ストーブで、もちろん自動車用のガソリンも使えます。
特に、ガソリンストーブ初心者の方におすすめしたいアイテムです。
②ソト(SOTO) ストームブレイカー 3点セット 【ストームブレイカー本体/パワーガス/広口FUELボトル700ml】
この商品の特徴は、ガソリンでもガスでも両方使えるバーナーということです。
正直言うと、最初にこの商品が発売されたとき、意味が分かりませんでした。
「ガソリンとガスが両方使える?どういうこと?」( ˙꒳˙ )???
いや、どうもこうもそのまんまの意味なんですが、画期的過ぎて、何秒間かフリーズしてしまいました。
それはさておき、少し暖かければガスを使い、寒くなればガソリンを使うなどなど。
燃料の幅が広がると、使用用途も広がります。
ちなみに、本来、火を点ける前に行うプレヒート(余熱)が無いので、このアイテムも初心者向けです。
③Coleman コールマン スポーツスターII デュアルフューエル 533 [並行輸入品]
こちらは、燃料一体型のストーブで、そのため『堅牢』な作りになっています。
特に、五徳がしっかりしているので、野外調理を手軽に楽しむことが出来ます。
今回紹介する中で、『最安値』の商品です。
もちろん、自動車用のガソリンとホワイトガソリンの両方使えますよ。
④Coleman(コールマン) Exponent (エクスポーネント) デュアルフューエル ストーブ 自動車用無鉛ガソリン 灯油も使用可能 日本未発売 [並行輸入品]
こちらのバーナーは、なんとガソリンの他に『灯油』も使えます。
これも、画期的な商品ですよね。
特に、『灯油』が使えるというのが素晴らしい。
冬キャンプで使う『石油ストーブ』と燃料が一緒に使えて、これまた便利です。
ただし、灯油の場合は、ガソリンと比べて火力が弱くなり、かつポンピングなどの手間がかかりますので、要注意です。
⑤MSR Dragonfly Stove ドラゴンフライ ストーブ (燃料ボトル、燃料は付属しません) [並行輸入品]
このバーナーは、ホワイトガソリンだけでなく、自動車ガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料に対応しています。
ここまでくると、もう訳が分かりませんね。
とりあえず、だいたい使えます。(笑)
また、特大の五徳も装備されていることから、色々な料理も作れますよ。
あと大事なポイントとして、最近の輸入バイクや最新型のバイクは、ハイオクガソリンを使っています。
そして、このバーナーならその『ハイオクガソリン』も、問題なく使えるのです。
本当に便利ですよね。
⑥OPTIMUS(オプティマス) NOVA 11010
こちらは、先ほど紹介したドラゴンフライと並んで、野外バーナーの最高峰モデルです。
使える燃料も同じ。ホワイトガソリン、自動車ガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料すべて使えます。
ドラゴンフライとの違いは、こちらの方が若干火力が弱いのですが、その分、燃焼時に生じる音が小さくて、より静かに使えます。
さらには、海外の軍隊や自衛隊も採用しているので、その信頼性の高さは折り紙付きです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、冬キャンプ(氷点下)でも確実に使える『ガソリンバーナー』を解説しました。
ガソリンバーナーは確かに手間はかかりますが、それを覆すだけの『利便性』があります。
特に、『バイクツーリング』には本当におすすめです。
また、最近では災害による『事前準備』も、自助努力が必要になってきました。
特に、寒冷地に住んでいる方は、何かが起こった時に、確実に火が確保できて、かつ燃料の幅が広い『ガソリンストーブ』は、もしもの時に使える心強い味方かと。
値段が高いので、買う時には勇気がいりますが、長く使えるアイテムなので、検討してみて下さい。
それでは、楽しい冬キャンプを。
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