冬キャンプに興味がある人
「冬キャンプの魅力って何があるの?なぜ、みんな寒いのに冬キャンプに行くんだろう?メリットがあるなら教えてほしいな」
こういった疑問にお答えします。
✔この記事を書いた人
「冬はキャンプが最も楽しい季節」
これはキャンプ歴が長い人であれば、必ず同意してくれる内容です。
私自身そうだったのですが、一度冬キャンプを経験したら、夏のキャンプはストレスが多くて、行かなくなりました。
ただし、一般的な感覚からすると、本当に理解できない発言ですよね。
「なぜ寒いのにわざわざ冬キャンプにいくのか?」
…謎ですよね。
じつは、この一見、罰ゲームに見える状況の先に、知る人ぞ知るご褒美が用意されています。
今回は、そのご褒美(魅力)を解説していきますね。
【中毒性あり】冬キャンプの魅力は?初心者がハマる理由を解説
冬キャンプのご褒美は6つです。
- 満天の星空がお出迎え
- 虫がいない、そして人もいない
- 焚き火で癒される
- 絶品の『鍋料理』に舌鼓
- 『お酒』が味覚と嗅覚を刺激する
- 薪ストーブでテントの中も癒される
それでは、ひとつずつ解説していきます。
ご褒美①:満天の星空がお出迎え
冬キャンプは星が本当にきれいに見えます。
なぜなら、気温が低いと空気中の水分量が減り、光の屈折率が下がるため、星がよりダイレクトに見えるからです。
星を見て『うわぁ~、すごい!』と感動したことはありますか?
冬のキャンプではその感動があります。
ある意味、人生観が変わる体験です。
私が家族とはじめての冬キャンプに行ったときです。
私は子供たちに喜んで欲しくて天体望遠鏡を買いました。
少々セッティングに時間がかかりましたが、星をみる準備はOK。
子供たちは初めて見る月の細かい隆起や星々にとても興奮していました。
家族できれいな星を見ながら、焚き火を囲い、暖かい飲み物を飲む。
たったそれだけのことですが、そこには家の中では体験できない感動があります。
それが冬キャンプのご褒美なのです。
ちなみに、九州限定ですが星がきれいなキャンプ場を「【九州】冬キャンプで星がキレイなキャンプ場5選【ポイントも解説】」でまとめました。
よければ参考にして下さい。
ご褒美②:虫がいない、そして人もいない
ご褒美の2つ目は『虫がいない、そして人もいない』です。
みなさん夏のキャンプはお好きですか?
申し訳ございませんが、私はあまり好きではありません。
なぜなら、虫が多くて人も多いからです。
夏にキャンプに行った人はわかると思います。
あの虫と人の多さを…。
まだ、人が多いのは許せます。
ですが、虫が多いのは許せません。
なんど私のタレに虫がダイブしてきたことか。
さらには、ランタンにもどんどん虫が群がります。
また、蚊がテントに入ってくると最悪です。
「プ〜ン」「プ〜ン」「プ〜ン」
体は刺されるし、一晩中眠れません。
しかし、冬キャンプは大丈夫です。
虫がいません、人もいません。
だから、本当にゆっくりできるのです。
冬こそキャンプの醍醐味。
虫が多くて騒がしい夏ではなく、ゆっくりとすごせる冬キャンプに行ってみませんか?
夏には想像もできない静かな時間が、あなたを迎えてくれますよ。
▶【冬キャンプデビュー】寒さ対策のロードマップ|初心者必須の入門書
ご褒美③:『焚き火』で癒される
3つ目のご褒美は『焚き火』です。
じつは、焚き火には科学的に証明できる癒し効果があります。
それは、
1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)というのものです。
かんたんに説明すると「1/fゆらぎ」とは
- ①規則的なゆらぎ
- ②不規則的なゆらぎ
この2つが合わさったものです。
その「1/fゆらぎ」が焚き火の炎の揺らめきと『ぱちぱち』という木が燃える音に含まれているのです。
そして、人間の『聴覚』と『視覚』でこの「1/fゆらぎ」を感じることができます。
結果として、焚き火を眺めているだけで癒し効果を得ることができるのです。
ご褒美④:絶品の『鍋料理』に舌鼓
4つ目のご褒美は『鍋料理がおいしい』です。
鍋料理は本当においしいです。
もちろん、家で食べる鍋料理もおいしいですよね。
暖かい部屋で家族で囲む鍋。
コタツもあります。
もう、何も言うことはありません。
しかし、冬キャンプで食べる鍋料理はレベルが違います。
なぜなら、体が欲しているからです。
じつはキャンプなど、外で食べるご飯は普段より1.5倍おいしいといわれます。
なぜなら、人間は家の中にいると身を守る必要がないため自然とリラックスしますが、外に出ると無意識的に外敵から身を守るために五感をフル活動しているからです。
それにより、味覚が家の中よりも鋭敏になるのです。
だから、外で食べるご飯はおいしいのですね。
さらには、寒い中で食べる鍋は1.5倍どころの騒ぎではありません。
小分けした皿を持つ手ですら、そのお皿から感じる暖かさに歓喜します。
一口食べると
『うまい!!』
以外の言葉がありません。
さらに、鍋は翌日もおいしいです。
朝の冷え切った体に味がしみ込んだ鍋を食べると生き返ります。
なので、冬キャンプの鍋料理は大切なご褒美のひとつなのです。
その他のおすすめの料理は「【ポッカポカの絶品料理】冬キャンプにおすすめの料理5選」でまとめています。
ご褒美⑤:『お酒』が味覚と嗅覚を刺激する
ご褒美の5つ目は『お酒』です。
特に、あたたかいお酒です。
ここまで読んでくださった方なら、理解できると思います。
満天の星空を眺めながら、虫や人がいない空間を、焚き火を眺めて、家族や友達と談笑しながら、鍋をつつく。
そんな時に飲むお酒はどんな味がすると思いますか?
ひかえめに言って『最高』です。
そんな最高のお酒の中で、今回はおすすめの飲み方も2つご紹介します。
①大定番『熱燗』です。
熱燗は単純に鍋にあいます。
特に『アチィ!』ってぐらいの温度がおすすめです。
なぜなら、気温が低いので外にいると熱燗がすぐにぬるくなるからです。
ですので、熱すぎるぐらいがちょうどいいんです。
ぜひ、冬のキャンプ場でお試しください。
ちなみに、私はこちらを使っています。↓
②匂いだけでKO級!ホットバターラムの衝撃
これは衝撃でした。
もうですね。匂いが反則なんです。匂いだけでよだれが出ます。
『ホットラムだけでもすごいのに、そこにバターって』
皆さんもお試しください。
くわしい作り方はコチラの動画をご覧ください。
ちなみに、初めてのラム酒ならこちらが間違いなくおすすめです。↓
キャラメルを舐めているような甘さがあります(ラム酒は蒸留酒なので太りにくいですよ)
※本当にグイグイいけるので、飲みすぎにはご注意を
ご褒美⑥:薪ストーブでテントの中も癒される
最後に紹介するのは『薪ストーブ』です。
もちろん、せっかくの冬キャンプです。
外で家族や友達と焚き火で暖を取りながら談笑する。
それも、幸せです。
しかし、
テントの中でゆっくりとすごす時間も、同じくらい幸せなのです。
それを可能にするのが薪ストーブです。
あの独特の『雰囲気』
テントから飛び出す『煙突のシルエット』
そして、テントの中でも見ることができる『炎のゆらめき』
そこで椅子に座りながら飲む『お酒』
これはとても贅沢な時間なのです。
薪ストーブに関しては「【覚悟が無いなら買うな】冬キャンプおすすめ薪ストーブ5選」をご確認ください。
薪ストーブは「手間がかかる」というデメリットがあるので、それを最初から覚悟して購入するとより幸せになれますよ。
まとめ
この記事を読むことで『冬キャンプの魅力』がイメージできたなら幸いです。
まとめると冬のご褒美は6つです。
- 満天の星空がお出迎え
- 虫がいない、そして人もいない
- 焚き火で癒される
- 絶品の『鍋料理』に舌鼓
- 『お酒』が味覚と嗅覚を刺激する
- 薪ストーブでテントの中も癒される
たくさんありましたね。
もちろん、その他にも「温泉が気持ちいい」であったり
「冬の朝日が最高に幸せを感じる」であったり
ご褒美はたくさんあります。
ですが、あとは行ってからのお楽しみですね。
それでは、楽しい冬キャンプを。
P.S.冬キャンプの寒さが心配ならこちらの記事をご確認ください。↓
「【冬キャンプ入門】寒さ対策のまとめページ【結論:初心者必須です】」ですべて解決します。
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