- 池の山キャンプ場ってどんなところ?
- 冬でもキャンプができるのかな?
- 実際の気温や必要な装備があるなら知りたいな…。
こういった疑問にお答えします。
✔この記事を書いた人
先日、久しぶりに池の山キャンプ場に行ってきました。
いつきても景色がきれいなキャンプ場。
しかし、冬キャンプとなるとひとつ問題が。
電源サイトが無いけど大丈夫かな?
そうです。池の山キャンプ場には電源サイトがありません。そのため、きちんと準備をしていかないと大変なことに…。
したがって今回は、池の山キャンプ場のリポートと実際の気温や冬キャンプの寒さ対策を解説します。
この記事を読むメリットは?
- 池の山キャンプ場の気温やサイト情報がわかります。
- 電源サイトが無くても暖かく過ごす方法がわかります。
- 必要なものがわかるので安心して冬キャンプにいけます。
それでは、解説していきます。
【冬キャンプでも大丈夫!!】池の山キャンプ場の基本情報
サイト情報
完全フリーサイト(電源サイト無し)
車での荷物の運搬は可能です。
周囲700mの自然湖「麻生池」
標高:約941m
詳細なサイト情報は記事の後半に紹介します。
利用料金
宿泊テントサイト:1張り2,200円(タープは1張り550円)
※テントの貸し出しはありません
日帰りデイキャンプ:大人ひとり500円(宿泊の方は不要)
営業期間:通年(店休日もなし)
利用時間
チェックイン:12:00
チェックアウト:翌10:00
※デイキャンプは9:00~17:00
予約方法
電話受付のみ
TEL:0943-52-2910
住所・所在地
〒834-0201 福岡県八女市星野村10874
TEL:0943-52-2910
FAX:0943-52-3662
備考:広川インター、八女インターより車で約45分。大分からお越しの際は、杷木インターより約45分。
詳しくは池の山キャンプ場公式HPをご覧ください。
池の山キャンプ場のサイト情報
基本的にキャンプサイトはこの赤まると青まるの2ヶ所になります。
どちらもフリーサイトです。
それでは、赤まるのメインサイトから紹介していきます。
メインサイト
こちらがメインサイトになります。
とても大きな広場で、だいたい40~50張りくらいのテントが入りそうです。
プライベート感はないですが、開放感があって、子供が遊ぶスペースもあるので、家族キャンプにおすすめです。
サブサイト
続いては青まるのサブサイトのご紹介
こちらは、メインサイトよりも大きな広場ではありませんが、所々にテントが張れるスペースがあります。
そのため、
場所によってはプライベート感が増すことでソロやデュオに向いています。
もちろん大型のファミリーテントも張れるスペースもあるので、家族キャンプもOKです。
トイレや炊事場はどんな感じ?
キャンプサイトから一番近いトイレと炊事場は赤マルの部分です。
トイレは残念ながら和式でした。
男子トイレの後ろに女子トイレがあります。
また、トイレから少し下ったところに炊事場があります。
トイレや炊事場はサブサイトなら使いやすいです。
ですが、最初に説明した赤まるのメインサイトだとちょっと危ないんです。
実は、この坂道を下ります。↓
結構、デコボコしてるね…。
そうなんです。
しかも、明かりも何もない夜をイメージしてください。
これはライトがあっても少し危険です。
そのため、メインサイトの方はこちらのトイレと炊事場がおすすめ。
こちらの方が、少し距離がありますが炊事場も広いですし、トイレも洋式なので女性や子供にはおすすめです。
池の山キャンプ場の気温は?
先日、私がソロで訪れた時期は12月初旬。
その時の最低気温は0℃でした。
氷点下は下回りませんでしたが、それでもやっぱり寒かったです。
その時の装備がコチラ。
- コット
- 冬用シュラフ
- 3シーズンシュラフ
- 石油ストーブ
- 湯たんぽ
この装備で、暖かく眠ることができました。
特に、コットが大切です。
これがあると、地面からの「底冷え」を簡単に防げます。
ですが、家族で冬キャンプとなると人数分のコットを揃えるのは難しいですよね?
そのため、そんな時にはこのような順番でマットを敷くことが大切です。
特に、銀マットは8mm以上を絶対に用意すべきです。
そうなの?銀マットならなんでもいいんじゃないの?
そんなことはありません。私はそれで失敗しました。
私も初めは銀マットならなんでも良いと考え「しまむら」で薄~い銀マットを購入。
それが、まったくもって役立たず。
寒くて眠れない夜を過ごすことに。
皆さん。人間は地面が冷たいと眠れないのです…。
そんな知りたくもない事実は一生知らない方が良いですよ。
そのため、多少高くても確実に冷気を遮断できる銀マットを選びましょう。
シュラフはどんな感じ?
正直、冬用シュラフは必要です。
ですが、無くてもシュラフを二重にすることで暖かく眠ることが出来ます。
私の場合は、冬用シュラフのスペックが高くないので、いつも寒くなるとシュラフを二重にします。
この時、ジッパーの位置が同じだと使いやすいですよ。(私の場合は2つともセンタージッパーです)
ポイントは、シュラフやマットを積み重ねることで、空気の層をあえて作り『保温効果』と『断熱効果』を高めること。
これを空気のミルフィーユと言います。
この考えをベースに持っていると色々なことに応用できますよ。
たとえば、服装もそうですね。
くわしくは「【組合せの科学】冬キャンプを3シーズンシュラフで過ごす方法」をご確認ください。
さらには、テント内を暖めるために『石油ストーブ』と『湯たんぽ』が大活躍しました。
特に、『湯たんぽ』は値段が安いうえに暖かいので重宝しています。
特に『マルカの湯たんぽ』は直火OKなので、このようにストーブの上に置いて使えます。
湯たんぽの購入を検討するなら『マルカ一択』ですよ。
▶【湯たんぽのリアル】冬キャンプおすすめ湯たんぽ+効果的な使い方
また、
フリーサイトでは冬キャンプをどうすごしたらいいの?
という疑問もあるかと。
フリーサイトでの快適な過ごし方は「【祝:電源なし】冬キャンプを快適に過ごす冬用装備【結論:無敵です】」でもまとめています。
不安な人は一度確認してみるとよいかと。
当日の服装は?
当日の服装はこちら。
- 超極暖(UNIQLO)
- ベロアシャツ(UNIQLO)
- ウルトラライトダウン(UNIQLO)
- マウンテンパーカー(UNIQLO)
- 裏起毛靴下(しまむら)
- ジーンズ(UNIQLO)
- ヒートテックタイツ(UNIQLO)
- ネックウォーマー(UNIQLO)
- ヒートテック手袋(UNIQLO)
これで、最低気温が0℃でも暖かく過ごすことができました。
私はいつもUNIQLOで固めています。
アウトドアメーカーの服はおしゃれで暖かいですけど、高いですからね。
そのため、うちの家族は全員UNIQLOです。
暖かさは保証しますよ。
また、冬キャンプの服装では『レイアリング』という大切な考え方があります。
レイアリングとは「重ね着」のことです。
つまりは、
何を着るのか?
よりも、
どの「順番」で着るのか?
が大切だということです。
くわしくは「【結論:冬は着る順番が大切】冬キャンプにおすすめの服装【初心者向け】」を参考にして下さい。
また、子供の服装も大切です。
ご存知のように、子供は大人よりも汗をかきやすいので、そのぶん着替えなど注意すべきことが多いのです。
くわしくはこちらをご確認ください。
▶【親バカ目線】冬キャンプでの子供の服装や注意点を解説【初心者向け】
池の山キャンプ場は景色が別格
キャンプ場の周りは池なので景色は最高。
朝の散歩は本当に気持ちいいですよ!
欲をいえば、キャンプサイトの目の前が池だとさらに最高なんですが…。
それは、ロッジを借りるとできるようです。
池の山キャンプ場の近隣情報
■レストラン湖畔
キャンプ場の隣には、『レストラン湖畔』があります。
平日は、こちらでキャンプの受付ができます。
【ご利用案内】
●営業時間 / 9:00~17:00
●お食事 / 11:00~16:30
(ラストオーダー)
■星の温泉館きらら
また、徒歩5分圏内に温泉もあります。
温泉があると特に冬は安心ですよ。
2019年10月1日~
●日帰り温泉《10:00~22:00》大人520円、小人260円 ※最終入浴は21:30
●家族風呂 料金:1室50分 1530円 ※家族風呂の御予約は当日予約のみ承ります。電話予約のみ。
●駐車場50台
まとめ
今回は池の山キャンプ場の冬キャンプレビューを紹介しました。
電源サイトがなくても問題ありません。
きちんとした寒さ対策を行えば、冬でもキャンプはできます。
むしろ冬キャンプこそがキャンプの『醍醐味』ですよ。
そのため、勇気を出して楽しみましょう。
う~ん。それでも、やっぱり冬は不安です。
そんな方は、こちらの記事をご覧ください。
冬キャンプで必要な寒さ対策のまとめ記事です。
この記事を読めば、冬キャンプで必要な対策がすべてわかるので、不安が無くなりますよ。
▶【冬キャンプ入門】寒さ対策のまとめページ【結論:初心者必須です】
P.S.九州おすすめのキャンプ場もまとめました。
福岡近郊でまとめたので、興味がある方は参考にして下さい。
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