今度、子供たちと冬キャンプに行く予定です。楽しみですが、子供たちが寒さで体調をくずさないか心配してます。暖かい服装や注意点などあったら教えて下さい。
こういった質問にお答えします。
✔この記事でわかること
子供たちと一緒に冬キャンプ。
焚火や天体観測や鍋パーティーなど、楽しいイベントはたくさんあります。
ですが、一方で
子供たちが夜中に風邪をひかないか心配だな…。
こういった不安もありますよね。
特に初めての冬キャンであれば、
「子供たちにはどういった服を着せればいいの?」
「夜中はどれくらい寒くなるの?」
このような疑問も多くお持ちのはず。
そのため、今回は冬キャンプで子供たちが暖かく過ごせる「服装」や「ポイント」を解説。
この記事を読めば事前に冬キャンプの対策ができるので、子供たちと最高の時間が過ごせますよ。
✔この記事を書いた人
冬キャンプでの子供の服装
子供の服装におけるポイントはこちら
- 服装はレイアリングを意識
- 遊ぶ時は着せすぎない
- 遊んだ後は体温を冷やさない
ポイント①:服装はレイヤリングを意識
レイヤリングとは、重ね着のこと。
実は、
冬の服装には、暖かく着る順番があります。
それがこちら。
この順番で服装を選ぶと暖かく過ごせます。
う~ん。イマイチよくわからない。
そうですよね。
なので、私の子供たちの具体例がこちらです。
このような順番で着ると、保温効果が高まり、暖かく過ごせます。
また、冬キャンプを何度も経験して思うことは、UNIQLOとワークマンの服が、値段も安く、そして何より暖かいということ。
ちなみに、ボトムはUNIQLOのパンツに、ヒートテックタイツを持っていきます。
ポイント②:遊ぶ時は着せすぎない
これも大切なポイントです。
冬キャンプは寒いのでとりあえず多めに着せよう
と子供たちにたくさん服を着させるのも考えもの。
なぜなら、
子供は汗をかきやすく、それが脱水症状につながるからです。
特に、冬は乾燥しており、汗をかいてないように見えても体内の水分は奪われています。
そのため、適度な服装で遊ばせながら、こまめに水分補給をすることが大切です。
ちなみに、
私の子供たちはUNIQLOの超極暖を遊ぶ時には着せません。
なぜなら、超極暖は暖かすぎるので、子供たちが遊ぶ時に着ていると、熱すぎてアウターレイヤーやミドルレイヤーを自分で勝手に脱いでしまうからです。
しかし、それだと寒すぎて、夜に体調を崩す原因に…。
したがって、まずは普通のヒートテックを着せて、寒くなってきたら超極暖に着がえるといったように、日中と夜とで着せ方を変えることをおすすめします。
ポイント③:遊んだ後は体温を冷やさない
一番大切なのがこのポイントです。
外で元気いっぱいに遊んで、そろそろ日も暮れたので、夜ご飯を食べようとするタイミング。
少し汗が引いて肌寒くなった時です。
ここで大切なのは『汗をかいたインナーを着替える』ということ。
ここできちんと着替えておかないと、逆に寒さで体調を崩してしまいます。
先程も説明しましたが、寒くなった時に超極暖のようなインナーや、パンツの下にヒートテックタイツを着させるのがベストです。
できれば温泉に入りたいところですが、近くにそういった施設が無いとみなさん結構な確率でお風呂に入りません。(冬キャンプあるあるですね)
そのため、体を暖めるタイミングが無いんですよね。
だからこそ、忘れずに着替えさせましょう。
さらには、
遊んでいる時に服を汚したり、飲み物をこぼしたりと子供ならではの予期せぬ事態もあるので、着替えを多めに持っていくことが大切ですよ。
子供の寝床の作り方(私の実例)
子供と冬キャンプをするなら、安全のため電源サイトを使いましょう。
なぜなら、
電源サイトで「ホットカーペット」を使うことが、一番暖かく過ごせるからです。
電源サイトとは、家庭用のコンセントがついたサイトのことで、値段は3,000~5,000円と一般のサイトよりも割高になります。
ですが、この電源サイトを利用すると、家庭用のホットカーペットが使用できますよ。
そして、
ホットカーペットは、地面からの『底冷え』を軽減してくれます。
冬の底冷えは本当に強烈です。
大人でも寒くてキツイのに、それが子供ならなおのこと。
したがって、初めて冬キャンプに行くなら、まずは電源サイトを利用して安全に過ごしましょう。
結局、子供の寝床はどうしたらいい?
私の家では、こうしたメリットから、家族で冬キャンプに行く時には、必ず電源サイトでホットカーペットを使います。
そして、
寝袋は3シーズンシュラフを使います。
えっ!?3シーズン用で大丈夫なの?
と思われる方も多いでしょうが、我が家では、3シーズン用の封筒シュラフで過ごします。
こういった感じですね。↓
もちろん、保険として、人数分の毛布を持っていきます。
ですが、子供は3シーズン用の寝袋の上に毛布も重ねると、いつも汗をかきすぎてしまうので、夜中に毛布を外しています。
それぐらい「ホットカーペット」が暖かい暖房器具だということです。
あと、「なぜ封筒型か?」というと子供は寝相が悪すぎるので、自由に動けないマミー型だと寝づらいのです。
また、封筒型は2枚で連結ができるタイプがあるので、小さい子供であれば母親と一緒に眠ることもできます。
ちなみに、私が使っているのはこちら。連結ができて、かつ洗濯機で洗えます。
子供がよくケガをする状況
ここからは、冬のキャンプ場で『よくある子供のトラブル』を紹介します。
親が予想もしない行動をするのが『子供』ですよね?
なので、よくあるトラブルを知ることで、事前に対策を立てておきましょう。
①ヤケド(低温ヤケド)
冬のキャンプ場で一番起こるのが、このヤケドのトラブル。
特に、この3つが多いです。
- 焚き火でヤケド
- ストーブでヤケド
- カイロや電気カーペットで低温ヤケド
■焚き火には『手袋』が大切
火の粉が飛んできたり、薪を火に入れる際に誤って火に触れてしまうなど、危険がいっぱいです。
ですので、子供の手袋はしっかり準備しましょう。
また、子供サイズの椅子も大切です。
よくあるのが、大人用の椅子だとバランスが取れず、後方に頭から倒れてしまうこと。
とても危険なので、できれば準備しておきたいですね。
■ストーブは『ストーブガード』を利用
キャンプ場では親も忙しいです。
そのため、ちょっと目を離した隙に、ストーブに手を触れているなんてことも…。
また、ヤケドはあとが残ります。
あのとき、ちゃんとストーブガードを買っておけばよかった
そう後悔しないためにも、しっかりと準備をしておきましょう。
■45℃以上の低温には長時間触れさせない
45℃のカイロやホットカーペットでも、6~10時間で低温ヤケドの可能性があります。
なので、小さなお子さんが、寝るときには注意が必要。
ちなみに、私は寝るときにカイロをTシャツの上に貼って低温ヤケドになりました。
そのため、薄手の肌着に貼るのは要注意ですよ。
②転んでケガをする
子供は、楽しくなると走り回ります。
そしてそれは、夜も同じです。
兄弟や友達とよく走り、そしてよく転びます。
転ぶだけならまだしも、そのせいでケガをしては、せっかくの冬キャンプが台無しに。
そうならないために、こちらの3つが大切です。
①全体を照らすメインランタン(1,000ルーメン以上)
サイト全体が暗く地面がよく見えないことが、子供が転ぶ原因です。
そのため、サイト全体を明るくすることで転倒を防ぎます。
こちらのコールマンのガスランタンは、私も使っており大変使いやすい上にとても明るいので、メインランタンに最適ですよ。
②テントの張り綱を目立たせる
テントの張り綱は本当に見えづらい。
これは、子供だけでなく、大人も転んでしまいます。
そんな時に、このアイテムを使うと、張り綱の場所がはっきり見えます。
また、それだけでなく、サイトがとてもおしゃれになりますよ♪
③電源サイトで使う延長コードも目立つ色にする
延長コードは、電源サイトを使用する際に必要なアイテムです。
ですが、こちらも油断すると転ぶ原因に…。
したがって、
- 目立つ色
- 防水使用
- 長さは10m
この要素を満たした延長コードが必要です。
③一酸化炭素中毒
これは、よくある『子供』のトラブルではなく、テント内で火気類を使用した際によくあるトラブルです。
ですが、今回紹介します。
なぜなら、
一酸化炭素中毒の症状にかかった場合、子供の方が抵抗力が弱く、重症化する危険性が高いからです。
したがって、
①適度な換気(1時間に1回。1~2分程度)
②一酸化炭素チェッカー
この2つの対策を行いましょう。
ちなみに、
私は一酸化炭素中毒になりました。
私がどうして一酸化炭素中毒になったのか?
私の失敗事例を参考にして下さい。↓
▶【こうして私は一酸化炭素中毒になりました…】冬キャンプでの大失敗
まとめ
今回は『子供たちの寒さ対策と注意点』を紹介しました。
子供たちは体調も崩しやすく、親が予期しない突飛な行動もします。
だからこそ、事前にある程度の対策をすることで、防げることは防ぎましょう。
ただし、心配するだけでは、せっかくの冬キャンプが楽しくありません。
そのため、今回の内容を踏まえた上で、
子供たちに『最高の思い出』を作ってあげる方法
こちらも検討してみて下さい。↓
それでは、楽しい冬キャンプを。
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