冬のテントで迷っている人
「やっぱり冬にはツールームテントがいいのかな?家族で冬キャンプをするならおすすめって聞くけど本当なの?メリットや暖かく過ごすポイントなど、経験者の生の声を聞いてみたいな…」
こういった疑問にお答えします。
✔この記事でわかること
- ツールームテントのメリットと暖かく過ごす方法がわかる
- 冬キャンプにおすすめのツールームテントがわかる
- ツールームテントで便利なアイテムがわかる
✔この記事を書いた人
今回は冬キャンプで大活躍のツールームテントの魅力を解説していきます。
まず結論からいうと、冬キャンプに家族で行くなら『ツールームテント』が最強です。
なぜなら、居住空間がとても広いので、家と同じくらい快適に過ごせるからです。
以前、私はワンポールのサーカスTC BIGを使っていましたが、そこからツールームテントのアルニカに乗り変えました。
そして、実際にツールームテントを使ったときの感動は今でも忘れません。
これからその魅力と、私の冬キャンプの過ごし方を紹介していきますね。
冬キャンプにツールームテントが最強な理由
冬キャンプにはツールームテントが『最強』
その理由はこちら
- 暖房器具で暖かくゆっくりと過ごすことができる
- テントの中で料理や食事ができる
- 寝室とリビングが別なので、大人だけでも楽しむことができる。
①暖房器具で暖かくゆっくりと過ごすことができる
冬キャンプを何度も経験して思うこと。
それは、
「いつきても寒いな…」
ということ。
せっかく冬キャンプにきたので、ずっと焚き火を眺めていたいけど、
…現実の寒さはそうさせてくれません。
いくら焚き火の近くにいても、暖かい服を着ていても、寒くて外にいられないのです。
これが、冬キャンプの『リアル』
そんな時に、
暖房で暖められたツールームテントがあると、テントの中で暖かく、ゆっくりと過ごすことができます。
実は、これがドームテントでは難しい。
なぜなら、ドームテントのサイズでは、テントの中でゆっくりと過ごす『スペース』がありません。
そのため、
ドームテントでは寝る以外の選択肢が、思ったよりも少ないのです。
ソロキャンプならまだしも、子供もいるファミリーキャンプでは、それではもったいない。
したがって、寒いときにいろいろできるスペースがあるツールームテントが冬には最適なのです。
②テントの中で料理や食事ができる
これもツールームならではのメリット。
テントの中がとても広いので、ゆったりとしたスペースで料理や食事をとることができます。
特に、冬場の寒い時期に外で料理を作るのは大変です。
寒さで手がかじかむ(T_T)
また、食事を作っても、すぐ冷めます。
特に、焼き肉がひどい(ノД`)シクシク
そうなんです。
焼き肉やバーベキューなどは、焼いた肉がすぐに冷たくなるので、おいしくないのです。
だからこそ、暖かくて広いツールームテントだと、中で料理もできますし、暖かい料理のまま食べることもできます。
そのため、今までの苦労が、
快適すぎる!
と思える環境に変わりますよ。
③寝室とリビングが別なので、大人だけでも楽しむことができる。
これも便利なんです。
もちろん、子供たちが起きてるときは、その広いスペースを活かして、プロジェクターを使って映画鑑賞や、4人家族で座りながらカードゲームなどもできます。
そして、子供たちが眠くなると、寝室に寝かせて、インナーテントの入り口をしめれば、あとは大人の時間です。
友達と語り合うもよし、夫婦で晩酌するもよし、もしくは1人で薪ストーブを眺めながら、ゆっくりと過ごすのもよし。
こういったことができるのも、居住性が高いツールームならでは。
でも、ワンポールテントでも同じことができるんじゃないの?
いえ、それは難しいです。
実は、
ワンポールテントの場合は、デッドスペースが多すぎて、寝室とリビングを分けることはできても、4人家族がゆっくりと過ごせるスペースはないのです。
下の写真の右側がリビングスペースなのですが、狭いのがわかりますか?
このリビングスペースが十分に確保できないことが、ワンポールテントから、ツールームテントに買い替えた理由です。
家族でゆっくりできるスペースが欲しい。
だから、ツールームテントを購入しました。
--いかがでしたでしょうか?
これが、冬キャンプにおけるツールームテントが最強な理由です。
そしてここからは、
よし!!じゃあ、ツールームテントを買おうかな♪
と思っている人に向けておすすめのツールームテントを紹介します。
おすすめのツールームテント5選
①NORDISK(ノルディスク) アウトドア テント レイサ6 【6人用】
こちらは、おしゃれキャンパーに大人気のノルディスクのレイサ。
白熊のマークがおしゃれですよね。
このテントは、構造も簡単なので、一人で組み立てることも可能です。
サイズ:645×295×210cm
ただし、スカートが付いていないのが残念ポイント。
ですが、安心してください。
スカート無しでも冬キャンプはできますよ。
詳しくはこちらで説明しています。↓
2021年には新色も登場しています。↓
また、実はスカート付きのレイサも登場しています。
さきほどのレイサとまた違った配色で発売されています。
どちらのレイサにするか迷いどころですね。
②ogawa(オガワ)アウトドア キャンプ テント アポロン [5人用] 2774
こちらも、大人気オガワのアポロンです。
アポロンに関しては、特に横幅が広いという特徴があります。
アポロン | レイサ | |
---|---|---|
全長 | 435cm | 645cm |
横幅 | 320cm | 295cm |
高さ | 205cm | 210cm |
先程のレイサと比べると違いがわかるかと。
実は、
横幅が広いと真ん中にテーブルを置いて家族で座る時にとても便利。
そのため、家族で快適に過ごすためには、横幅が広いツールームがおすすめですよ。
③サバティカル アルニカ (4人用インナー付属)
こちらは、A&Fのオリジナルブランド『サバティカル』から発売された、ツールームテント『アルニカ』です。
私も使用しているテントになります。
このテントは、何と言っても機能性の高さがウリです。
タープポールを使って色々な形にアレンジが可能。
さらには、お値段なんと84,480 円(税込)
安すぎる((((;゚Д゚))))ガクブル
サイズ:620×320×210cm
現在は、抽選販売のみとなっています。気になる方はこちらをチェック!
④(コールマン) COLEMAN タフスクリーン2ルームハウス (タン) タン
コチラも大人気コールマンのタフスクリーン。
今回紹介しているテントの中で、一番手頃な価格です。
もちろん、安いだけでなくコールマン品質と機能性の高さがウリなんです。
あと、カラーバリエーションが豊富ですね。(全部で5種類以上)
自分好みの色が見つかります。
初めてのツールームに最適なテントですよ。
⑤スノーピーク(snow peak) テント エントリー2ルーム エルフィールド TP-880 4人用
こちらは、スノーピークのエントリー2ルーム エルフィールド。
その名の通り、スノーピークが初心者の方に向けて作ったエントリーモデルです。
でも、エントリーモデルだと品質が良くないんでしょ?
いえいえ。そんなことはありません。
なぜなら、
①そもそもスノーピーク保証があるので、下手な製品は作れない。
②エントリーモデルはファンを増やす目的があるので、不満が上がるような製品は提供しない。
なので、大満足のテントなんです。
こちらで『タフスクリーン』と『エルフィールド』の詳しい解説をしています。↓
▶【至高のTOP3】冬キャンプにおすすめのファミリーテント3選
ツールームテントに便利なアイテム
ここからは、ツールームテントを使用する中で「これは便利!」と感じたアイテムを紹介していきます。
■ユタカ #3000ODグリーンシート
こちらは、グリーンシートです。
ツールームテントを設営する時にいつも感じることは、
テントが大きすぎるな…。
ということ。
このままでは、地面が濡れている時に設営するとテントが汚れてしまいます。
そんな時に、このグリーンシートがあると幕自体を汚さずに広げることができて、とても便利。
また、そのまま折りたたんでテントのグランドシートとしても使えます。
大きさは3.6m×5.4m以上がベスト。
あと、できるならブルーシートよりもグリーンシートがいいです。
これは見た目の問題ですね。
ブルーシートも手軽でとても便利なんですが、テントからはみ出た時の鮮やかなブルーが悪目立ちします。
そのため、グリーンシートの方がテントになじみ違和感がないのです。
■石油ストーブ
もう一つは石油ストーブです。
これはツールームテントには必須の暖房器具ですね。
ツールームテントはその居住性が『最強』
しかし、居住性が高いということは、他のテントよりもスペースがあるということ。
そのため、十分な火力がある暖房器具を選ばないと、逆に寒くて快適では無くなってしまうのです。
石油ストーブに関しては
『火力:6.00kw』以上が必要
これ以下だと、ツールームテントでは『火力不足』でテント全体が暖かくなりません。
ちなみに、私が使っているのはこちらのトヨトミのストーブです。↓
火力も6.66kw。とても暖かいです。
石油ストーブの選び方に関しては、こちらを見てもらうとわかりやすいかと。↓
▶【結論:火力重視】冬キャンプおすすめ石油ストーブ5選+正しい選び方
また、石油ストーブと合わせて使いたいアイテムがあります。
それがこちら。
こちらは、ストーブファンです。
ツールームテントには、火力6.00kw以上の石油ストーブが必要です。
もちろん、それだけでも暖かいのですが、暖かい空気は上に行く性質があるので、テントの上側が暖かくなります。一方で、テントの下側は冷たいといった温度の層ができてしまいます。
これでは、せっかく石油ストーブを使っていても暖房効果をフルに発揮できません。
しかし、このストーブファンがあると温度の層を、ちょうど良くかき混ぜてくれて、テント全体を暖めることができます。
空気が循環し、とても快適に過ごせますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、冬キャンプにツールームテントが最強な理由とおすすめテントを紹介しました。
何度も言いますが、冬キャンプにはツールームテントが『最強』です。
もちろん、ドームテントでも、ワンポールテントでも、冬キャンプはできます。
ですが、
『居住性が高い』ツールームテントだからこそ、冬キャンプで『楽しめる幅』が広がるのです。
ぜひ検討してみてください。
それでは楽しい冬キャンプを。
P.S.ツールームと同じくらい居住性が高いテントはこちら。↓
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