今度、冬キャンプに行く予定です。でも初めてなので、何を持っていくべきか分かりません。経験者はどんな暖房グッズを持っていくの?くわしく教えてほしい…。
こういった疑問にお答えします。
✔この記事でわかること
- 経験者が必ず持っていく暖房グッズがわかる
- シーンに合わせたおすすめの暖房グッズがわかる
- 暖房を使用する際の注意点がわかる
「冬キャンプには何を持っていけばいいの?」
これは初めて冬キャンプに行く際に、みんなが不安に思うことです。
それもそのはず。
初めて冬キャンプに行く人は、
この2つの状況があるからです。
そこで今回は、
冬キャンプに絶対に必要な暖房グッズをご紹介。
この記事を読めば初めての冬キャンプでも、悩まずに選ぶことができますよ。
✔この記事を書いた人
【最強のギア】冬キャンプおすすめの暖房グッズ9選【初心者必見】
まずは、シーンに分けておすすめのグッズを紹介します。
- 焚き火周り編
- テントの中の暖房編
- お手頃価格なグッズ編
■焚き火周り編
焚き火に関しては、知っておいて欲しいことがあります。
それは、
焚き火だけでは寒い
ということ。
もちろん、焚き火に合たっている部分は暖かいのです。
ですが、それ以外の足や背中の部分はかなり寒い。
これが冬キャンプの「リアル」ですね。
したがって、こういったリフレクターを使うことで、焚き火がより暖かくなります。↓
また、防風の役割も果たすので、風の強い日にもおすすめです。
とはいえ、それでも限界があります。
そのため足や背中を暖めるグッズが必要になります。
それがこちらです。↓
おすすめグッズ①:Mag Cruise ぬくぬくヒーターチェアカバー
こちらは、昨年発売されて一気に話題となったヒーターチェアカバーです。
ヘリノックスタイプのサイズであれば対応可能で、モバイルバッテリーで使用できます。
冬はチェアカバーだけでは寒いので、ヒーター付きを選ぶと安心して焚き火を楽しめます。
私は最初、2,000円くらいのヒーター付き毛布を買ったのですが、不良品なのかぜんぜん暖かくなりませんでした。
なので、こういった商品はしっかりした商品を買った方がいいですよ。
おすすめグッズ②: グリップスワニー ファイアープルーフ ブランケット
こちらは、グリップスワニーのブランケットです。
私の2020年ベストバイですね。
このブランケットは難燃素材のため、焚き火の近くでも火の粉を気にすることなく使えます。
冬の焚き火はどうしても距離が近くなりますからね、これだと安心です。
さらに、このブランケットはベルトがついているので、このようにスカートにもなります。
これも素晴らしい機能で、これがあると冷え込んでいる足元を暖かくサポート。
もう、焚き火の時も足元が寒くありません。
さらには、色もカッコイイ
私が買ったのは無骨なオリーブですが、その他にもコヨーテもあります。
男前なブランケットをお探しなら、ぜひ検討してみて下さい。
ブランケットに興味がある方は、こちらでおしゃれなブランケットをまとめています。↓
▶【おしゃれ度NO.1】冬キャンプにおすすめのブランケット6選
おすすめグッズ③:[ザノースフェイス] ネックゲイター
1,000時間以上、冬キャンプをして気づいたこと。
それは、
首筋を暖めれば、たいがい暖かい
ということ。
なぜなら、首筋には「太い血管」があるからですね。
じつは、
太い血管を暖めると、暖かくなった血液が体全体にいきわたるので、効率的に体が暖まるのです。
正直、この商品は色が気に入ってます。
黒いアウターにも合わせやすいですね。
素材はフリース素材なので、暖かく肌触りもいいですよ。
あと冬の服装で迷っている人は下の記事を参考にして下さい。
特に、冬キャンプでは、
何を着るのか?
よりも、
どの順番で着るのか?
ということが大切なので「冬の服装はどうしようかな?」と悩んでいる人は参考にしてみて下さい。↓
■テントの中の暖房編
テントの中の暖房が大事なのは、もちろん暖かく眠るためですが、それ以外にもあります。
じつは、
冬キャンプでは気温があまりにも寒いので、外にいるよりもテントの中で過ごす時間が自然と増えてしまうのです。
これも冬キャンプの「リアル」ですね。
そのため、
暖房でテントが「ヌクヌク」の状態であれば、カードゲームや食事もできて、テントの中で快適に過ごせますよ。
おすすめの暖房器具はこちらです。↓
おすすめグッズ④:トヨトミ 対流形 石油ストーブ (木造17畳まで/コンクリート24畳まで)
こちらは、トヨトミの石油ストーブです。
やはり、
石油ストーブが一番便利で暖かい
家で使い慣れているというのもあります。
この商品は大容量の高火力6.00kwタイプで、私も家族で冬キャンプに行く時には必ず持っていきます。(ちなみに、私はツールムテントを使用しています)
6.00kwとは【コンクリート24畳~木造17畳】をカバーできる火力ですね。
なので、小さな小学校の教室でも、暖めることができます。
でも、こんな高火力のストーブが本当に必要なの?
そう思われる方。
実は誤解していることがあります。
それは、
「ストーブの対応サイズ=テントの大きさ」ではないのです。
え?どういうこと?
つまり、石油ストーブに記載している対応サイズ(6畳など)は、あくまでも屋内を基準にしています。
したがって、
その基準を屋外のテントに当てはめると、外から冷気が入ってくるので、火力が足りずテントの中は寒いままです。
これは、多くのキャンパーが失敗していることなので、石油ストーブを購入する際には注意してください。
石油ストーブの購入を検討している人は、まずはこちらをご確認下さい。↓
▶【結論:火力重視】冬キャンプおすすめ石油ストーブ5選+正しい選び方
あと、色違いのオリーブもありますよ。
また、
薪ストーブはどうなのかな?
という意見もあるかと。
薪ストーブは火力も高く、ワンポールテントから突き出た煙突のシルエットが最高にオシャレです。
また、テントの中で「ゆらゆら」と揺れる炎を眺めながらお酒を飲むことが、控えめに言って最高なんです。
ですが、
個人的には薪ストーブはおすすめしません。
なぜなら、とても手間がかかるからです。
そのため「それでも買う!」という覚悟が無ければ、以下の記事は見ないでください。↓
おすすめグッズ⑤:ガスストーブ
こちらは、ガスストーブです。
ガスストーブは、ストーブの中で最も手軽な暖房です。
こちらは、OD缶ひとつで使えますし、コンパクトで軽量なので、たいした荷物になりません。
しかし、火力が弱いという短所もあります。
石油ストーブがあれば、ガスストーブはいらないんじゃないの?
いえ、そうとも言えないのです。
冬キャンプでは、あまりに大きなテントだと、石油ストーブを置いても「手や足が寒い」というのもよくあります。
つまり、
暖かい空気が隅々までいかないんですよね。
テントの中に寒い「スポット」みたいなものがあるイメージです。
そのため、
石油ストーブでテント全体の温度を暖めつつ、ガスストーブで手や足を暖めることが、一番快適に過ごせる方法なのです。
このガスストーブは、私も使っていますが、価格の安さと携帯性の良さが◎
ソロキャンプでも、重宝しますよ。
おすすめのガスストーブは、こちらでもまとめています。↓
おすすめグッズ⑥:OBEST 一酸化炭素チェッカー
こちらは、一酸化炭素チェッカーです。
暖房器具では無いので、紹介しようか迷いましたが、とても重要なアイテムなので紹介します。
たまに聞くけど、そもそも一酸化炭素ってなんなの?
一酸化炭素とは、
主に火気類(ストーブなど)を使用している際に、酸素濃度が薄くなり、不完全燃焼を起こすことで顕著に発生します。
そのため、テントの中で換気をせずに、ストーブを使っていると、一酸化炭素中毒になる危険があるのです。
しかも
一酸化炭素自体は、無味無臭のため、人間は頭痛などの症状がでるまで、気づくことができません。
そのため、一酸化炭素チェッカーが必要なのです。
ちなみに、
私は一酸化炭素中毒になりました。
私の油断が招いた大失敗です。
「どういった状況が危険なのか?」
私の失敗を反面教師にして下さい。↓
▶【こうして私は一酸化炭素中毒になりました…】冬キャンプでの大失敗
また、
やっぱりテントで火気を使うのが怖い。他の方法はないの?
という方もいるかと。
そうですよね。
その気持ちは、一酸化炭素中毒になった私には痛いほど分かります。
そのため、一酸化炭素中毒の危険が無い安全な暖房器具をこちらでまとめていますので、参考にして下さい。↓
▶【一酸化炭素中毒者が選ぶ】冬キャンプで使える安全な暖房器具5選
■お手頃価格なグッズ編
ここからは、個人的に
「値段の割には、めちゃくちゃ暖かい。これは買った方が絶対にお得です!」
というグッズを紹介します。
おすすめグッズ⑦:マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L
湯たんぽは、昔からあるアナログな暖房器具ですが、本当に暖かいです。
特に、シュラフの足元が寒いときに中に入れると「ヌクヌク」になります。
燃料も水なので、経済的。
さらに、湯たんぽは直火タイプがおすすめですね。
ストーブの上に置いておくと勝手に暖かくなるので、とても便利ですよ。
私が使っているのは、このマルカの湯たんぽ。↓
湯たんぽは、正直「マルカ」一択です。
多くのキャンパーに愛用されているマルカ。
直火タイプで使いやすいですし、レトロな雰囲気が最高です。
おすすめグッズ⑧:冬用サンダル『SUBU』(スブ)
こちらはSUBUのサンダルです。
冬キャンプ初心者あるあるとして
「アウターやボトムなどはしっかりと防寒していても、足元がノーマークだった」
ということはよくあります。
なので、足元もしっかりと対策したいところ。
そんな時に、当初私はブーツを履いていました。
しかし、ブーツは「暖かい」のですが、脱ぐのがめんどくさい。
特に家族キャンプの場合だと、やる事がたくさんあるので、靴を脱ぐ回数が多いんですよね。
そんな時に、このSUBUのサンダルがあれば、暖かい上に脱ぎやすい。
そして、
一番の魅力は、そんなにお値段がしないこと。
私も、1年前に黒色を購入してから、キャンプだけでなく、家でも履いています。
とても丈夫で温かいですよ。
また、2020年新作で、ベージュも出ています。
毎年早々に、売り切れてしまうので、人気のカラーは早めに購入した方がいいですよ。
おすすめグッズ⑨:電気毛布
電気毛布は、
価格もリーズナブルで、とても暖かい暖房器具です。
もちろん、電気を使うので電源サイトを利用するのが前提となりますね。
おすすめの電気毛布はこちらです。↓
このスギヤマの電気毛布は「こちらの商品を選んでおけば間違いない」ってくらいキャンパーにも有名なアイテム。
私も使って2年がたちますが、まだまだ全然使えます。
レビューの中には10年使っているという猛者もいますからね。
それだけ信頼できる商品というわけですね。
まとめ
今回は【冬キャンプおすすめ暖房グッズ9選】をご紹介しました。
正直、冬キャンプを経験して感じることは、
油断は禁物ということです。
「一酸化炭素中毒になったお前がいうな」ですけどね。
ですが、あえて言わせてください。
冬キャンプでは、一つの油断が致命傷になりかねません。
なので、
今回紹介した「装備」を検討しながら、しっかりとした寒さ対策をして、冬キャンプに向かいましょう。
それでは、楽しい冬キャンプを!
P.S.寒さ対策で不安なことがあるなら、こちらを確認してみて下さい。
冬キャンプで必要な全ての「寒さ対策」をまとめています。↓
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